2011年4月15日金曜日

2組の結婚

この春、友人二人が相次いで結婚しました。

一人は、大学のサークルの友人。
根っからの山男。
バードウォッチングのキャンプに行くと、
ビタミン源(山菜等)とタンパク源(魚等々?)は、全員分を現地調達してくれる、
サバイバル力抜群の、逞しいやつです。
彼は、チリのコンセプシオンに駐在していた際、昨年2月のチリ地震に遭いました。
本人は無事でしたが、彼の無事が確認できるまで、血の気が引いたのを思い出します。
今回は東京で震災に遭うとは気の毒でしたが、
震災直後、勤務先の社会奉仕活動で知り合った女性と入籍したとの報告がありました。
彼にお似合いの、意識が高く、アクティブで素敵な奥さまなのだろうな。

もう一人は、日銀時代の同僚。
ご実家は福島県郡山市です。
弟さんが宮城県名取市の避難所にいらっしゃいましたが、無事に自宅に戻られたとの由。
華奢でかわいらしい見た目からは想像がつかない、
しっかり者の彼女を伴侶とされたご主人には、拍手喝采です。
私たち夫婦はもちろん、コワモテで有名だったH元理事も、彼女の大ファンでした。
昨日は彼女の誕生日でしたが、その3日前、11日に入籍されたと聞いて、感無量でした。
2人とも、「こんな時期に…」と結婚を迷われたと仰っていました。
しかし、このような試練の時にこそ、
パートナーと一緒に家庭を築いていく意義は、大きいのではないでしょうか。
災禍の時を乗り越え、それぞれの新生活が、末永く、幸せに満ちたものとなりますように。

ご結婚、おめでとうございます。

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