2011年3月22日火曜日

ルームメイトと新学期の大学院へ

ブログの更新が遅れてすみません。
週末の間、外界の情報を一旦遮断し、
自然の中に身を置くことで、心身ともに回復できました。

遠路ワシントンDCとNYから足を運び、
外に連れ出してくれた大学の同級生CとTに感謝です。

日曜日の夜は、東京大学大学院Global Health Leadership Programの同級生、
Mさんと合流できました。
女医で、経営コンサルタントとしてのバックグラウンドがある彼女も、
このプログラムの一環で、HSPHに派遣されます。
同じ部屋をシェアするルームメイトでもあり、大変心強いです。

主人がエジプト出張から戻って来ました。
渡航禁止命令は解除されたとはいうものの、
ジャスミン革命が余波が残る国内の情勢は予断を許しません。
また、隣国リビアの情勢が悪化する中にあって、内心ハラハラし通しでした。

久しぶりに主人の声を聴き、ほっとして、日曜日の夜は泥のように眠ってしまいました。
目が覚めると、日本は春分の日でお休みでしたが、HSPHでは春休み明けの講義初日。
M先生と30分歩いて、本校舎Kresge Buildingまでたどり着くと、
キャンパスは学生の熱気に溢れています。
1年制の大学院生にとっては最後の学期ということもあり、学生は真剣な眼差しです。

午前中、指導教官Swartz教授の「高齢化と医療経済・政策」の講義に出席しました。
高齢化が急速に進む日本が抱える問題を、改めて認識するとともに、
現在進めているプロジェクトの位置づけを再確認することができました。

Swartz教授、実は先週、凍りついた玄関で滑って、左手首を骨折。
ギプスをした痛々しい姿です。
が、本人は「私はOne-handed Economistになりたいと思っていたから、
ちょうど夢が叶ったのね」と、あっけらかんと笑い飛ばしてしまいました。

(『一方では(on the one hand)…、また他方では(on the another hand)」と言辞を弄し、
 経済学者が経済予測・政策についてはっきりしたスタンスを取らないのに対し、
 トルーマン大統領が業を煮やして叫んだセリフが、
 『片腕のエコノミストを連れて来い(Give me a one-handed economist)!』だったという、
 有名なエピソードを踏まえています。
 エコノミスト出身の私にとっても耳が痛ーい言葉です)

難しい問題、困難な状況に直面した際、
それを悲観するのではなく、ユーモアの力も借りて乗り越える強さを、
Swartz教授には学びました。

午後、窓の外を眺めると、雪が降っています。
ボストンの春はまだ遠いようです。

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